トヨタ自動車 MOBILITY TEAMMATE CONCEPT ロゴマーク ’15

トヨタ自動車の自動運転技術訴求用のシンボルマーク開発を行いました。 ■背景 自動運転に関しやや後発で発表を行うトヨタ自動車。Googleなどの米国企業が進める手放し自動運転とは全く異なり「運転する楽しさをスポイルせず安全に導くための自動運転技術」として研究が進められてきました。(もちろん手放し運転は可能) ■概念 具体的には、人が運転しないで移動するのでは無く、人の運転技術をサポートしプロドライバーレベルまで引き上げたり、人が得意とする所はシステムが最低限の関与で身?を引いたり、あたかもTeammateであるかのごとく対等に協調し合う。 (自動運転としては無理の無い考え方だとも言えますね) ■意図工夫 シンボルマークを起案するにあたり、このような概念を素直に伝えようと、人とロボット(システムの隠喩)が一つのハンドルを握る図案で構成しました。デザイン上のポイントは「最初にハンドルとそれを握る手が目に入り最低限の要素で構成されたロボットと人が理解を促す」という視覚誘導を行うことでした。 ■課題 シンボルの発表段階では自動運転と言えば「手放し運転」という一般認識で、「Teammate」という概念と自動運転が乖離しているという状況でした。しかしこれは最後まで議論した本件の伝達における構造的課題で、解決策として暫定的に「Automated Driving Tech」と表記する事になりましたが、理解が進むにつれこの問題も早期に解決すると考えられます。 ■所感 発表の日程に比してご依頼のタイミングが遅めであったため異例のタイトスケジュールで進められたのですが、休み返上&徹夜進行で業務を行うことも最近少なくなってきた中、緊張感がここち良かったように思います。 ■謝辞 最後に、私たちを信頼してプロジェクトを任せてくださったクライアントの方々に大変感謝しております。楽しんで仕事をすることができました。参考までにTOYOTAのグローバルニュースルームにニュースリリースとして表示されています。 <h6><span style="color: #000000;">[サポート範囲]</span></h6> <ul> <li>開発基準設定</li> <li>ロゴマークデザイン開発</li> <li>簡易運用マニュアル策定</li> <li>再現データ作成</li> <li>車両用ステッカーの設計</li> </ul> <h6><span style="color: #999999; font-size: 14px;">Client :</span><span style="color: #999999;">TOYOTA MOTOR CORPORATION</span></h6> <a href="http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/9751814/" target="_blank" rel="noopener">Go to<TOYOTAグローバルニュースルーム></a> <a href="https://global.toyota/jp/company/messages-from-executives/details/pratt.html">トップメッセージ:人とクルマはチームメイト</a>

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