2009年より活動が始まった韓国とのビジネスアライアンスの中で、韓国人投資家による中国の携帯電話製造事業への投資が決まり、上海を拠点で行われる企画と製品開発をI.D.Net.がサポートすることに。当時の日本ではフィーチャーフォンとiPhoneやAndroidのスマートフォンが並行して販売されていた時代です。上海ではまだスマホよりもフィーチャーフォンの需要が上昇していたこともあって、まず初めにフィーチャーフォンの多様化を見越したプロダクトの企画を行うことになり、同時並行してそのプロダクトを包含するブランドの検討を行うことになりました。
日本をはじめ、北米、英、伊、独、日本での5カ国の価値観調査を行う中で、先進国では、ほぼ8つの価値観が支配していることが判っていましたが、上海の分析と照らし合わせたところ、今後の経済発展を想定した際に 異なるもう一つの価値観が萌芽の兆しを見せはじめていることに気がつきました。そこで次の9つ目の価値観を「X9」と定め携帯電話以外のプロダクトを投下することも視野に入れなながらライフスタイルブランドとして掲げることを目標し、ブランディングを進めることになりました。
当時のアライアンスの中に、デフィデザインというブランドの記号に特化したデザイン会社も加わりブランドロゴやアプリケーションで使用するフォントなど素晴らしいデザインを提供していただきました。
製品デザインとしては、フィーチャーフォンに続きAndoridスマートフォン、タブレットなど多くのプロダクトが企画されました。
[サポート範囲]
- 市場調査・分析
- 製品企画
- ターゲット設定・価値観分析 ペルソナ
- プロダクトデザイン
- ライフスタイルブランドの計画